【何故ベンツなのか?】

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一昔前まではベンツと言えば高級輸入車の代名詞でもあったと思う。大抵のユーザーは医者だとか弁護士だとか”や”の付く自由業のお方とか(笑)一般的には高額所得者、言わばお金持ちの象徴だったと思う。しかしながらここ近年輸入関税の緩和などで、国産車と輸入車の価格差は非常に縮まった感がある。中古車市場に目を向けても比較的輸入車の玉数は増え、私のような一般ピーポーでも手が出せる状況になった。では、何故ベンツなのか?パチプロの”ベンツ小林”に憧れて!?(笑)実は正直なところ6台目の車を検討する際、ベンツは私の中で選考基準には入っていなかった。ところが友人の勧めでCクラス(現在のmy car)に試乗する機会を得た。外観を見た第一印象は「190E(W201)の後継機種なので適度な大きさであるにも関らず何処か”BENZ”を主張している雰囲気が有る」と思った。室内も適度な大きさで、後部座席のスペースも十分な広さを確保してある。いざ出発!と思いきやアクセルが重い!「ベンツってこんなにアクセルが重いの?」と友人に尋ねると「その重さに慣れると丁度いい」との回答。その時はあまり納得せず車を走らせる。しかしながら思ったより遅い!150psだとこんなものか?友人曰く「出足は国産のテンロククラスの方が早いかも?」この時点では購入意欲は正直失せていた。走りながらインパネ周りのスイッチ類の操作性をチェックする。確かにシンプルで人間工学的に研究されたと言うだけあり使い勝手は良い。中でも一番気に入ったのはシフトフィール。最近ではこういうシフトゲージは珍しくは無いが、私の記憶では、世界で初めてこのタイプのシフトゲージを採用したのがメルセデスだったと思う。インパネにシフトの表示が無くても、いちいち手元を見なくても快適に運転できる。これは本当によく考えられたものだ。では高速走行性はどうだろうか?ドイツ車らしい足回りでタイヤがしっかり地面を捉えてることがステアリングを通じてよく分かる。レーンチェンジやギャップを拾っても操舵性には違和感が無い。気が付くと友人が言った通りアクセルの重さも丁度いい。ブレーキもよく止まってくれる。ふ~んこの車中々いいじゃない!運転していても疲れない。何故かずっと乗っていたくなる気にさせてくれる。以前乗ったBMWのE36も良かったけど、こいつもいいね~よし、こいつに決めた!こうして私のBENZ LIFEが始まった。



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